2010/04/20~21
東京都万人の保養地箱根。今まで何回行ったか覚えていない。台風のような吹き降りの日もあり、抜けるような青空で芦ノ湖に映る富士山が、一幅の絵画のような日もあった。全く変わらないのが、豊かな温泉とよく冷えた生ビールで、天国を感じることだろう。今回は、箱根湯本、湯の里「おかだ」に宿をとった。今回も天国で遊ぼう。ビールも料理も健康だから旨いのだ。
第2日
ビールも、料理も、部屋も、お風呂も大満足だ。昨日チエックインした時は雨だったが、今日は好天に恵まれた。息子がカメラマンで、我ら夫婦がスーパーモデルになった。この晴れ姿がいつまで続くか。
玉簾の滝
岩盤より湧き出した幾筋もの白糸のような優美な滝を、昔の人は水晶でこしらえた玉すだれの滝と呼んだ。難路で知られる箱根路を行く旅人は、この水で喉を潤し、生気をよみがえらせたと言います。
鈴廣かまぼこの里
日本は島国、周囲をすべて海に囲まれている。豊かな海の幸に恵まれ、世界に誇れる食文化を持っている。その一つに「かまぼこ」がある。かまぼこの元祖は「ちくわ」らしい。歴史はかなり古く、文献に初めて見られるのは平安時代、当時の祝儀に出された記録が残されているとか。『鈴廣』名称の由来は、明治20年、第六代、鈴木廣吉が屋号をそれまでの村田屋から鈴廣と改め、かまぼこ製造を本業とした。以来、140年間革新をし続けていると、資料に出ている。一切の妥協を許さない職人のひたむきな努力が、日本の食文化を世界に誇れるまでにしたといえる。