2012/05/27
稲城市大丸にある会社の、OB・OGが集う趣味の作品展を見学した。同じ会社に勤務していた諸氏の、見事な作品の数々に限りない羨望を感じる。自分には何も出来ない。無芸大食、なんとも悲しい。この日が来ることを考えず、無為に過ごした若い頃を悔いる。何か一芸を身に付けるべきだった。 会場の「セシオン杉並」は、明るく、ゆったりした広さで、作品鑑賞を楽しめた。 何度か拝見しているが、『切り絵』の見事さに日本の美しさを感じる。
雨の日に撮影した『雨天に咲く』の桜は、花の一つ一つが浮き出て見える3D映像のようで、まさにプロ級。『芝桜萌える』と『武家屋敷通りの散歩』は、素晴らしいアングルと、画質のシャープさに感動した。
悲しい別れをした愛犬の絵、『在りし日の「はなこ」』は、親切な解説があり、人と動物を超えた強い絆を感じた。 『絵てがみ』の作者とは、半世紀以上前の想い出がある。京都工場機械移設の仕事で、当時の淀橋工場から出張した時、新入社員として入社してきた作者と初めて会って、一緒に仕事をしたことを想い出す。今から54年前。時の流れの早さに驚く。七枚の可愛い『絵てがみ』が、遥か半世紀の年月をタイムスリップさせた。
第四回「稲の会」作品展にご来場頂きありがとうございました。ご感想、激励など貴重なお言葉をブログアップして頂いたことに感謝します。会の特色であるジャンルの多さをお楽しみ下さったでしょうか? 回を重ねて会員も腕を上げられ、「次回もレベルアップして」と意欲を燃やして作品作りに励むことでしょう。会員の増強と会の継続に努めていきたいものです。