2009/10/18(日)
昨年初めて訪れてから早くも一年、時の早さに驚く。日産車体平塚工場の企業祭【遊人ぴあ】に今年も参加した。快晴に恵まれた秋の一日、屋台店で買った焼き鳥とチジミを食い、生ビールを飲みながらプロ並みのバンド、ベイシルバーのライブを満喫した。人生最高の贅沢だね。元気で長生きすれば良いこと一杯あるよ。
ベイシルバーのライブ
結成40年経て今なお活躍しているバンド。一企業、一事業所で、アマチュアジャズビッグバンドを編成継続していくのは並大抵なことでは出来ない。40年は凄い。何故なら、メンバーが全員会社員であり、生業である仕事を持っていることにある。出張、転勤、退職、等によるバンドの欠員は容易に補充出来ない。何より企業人であることを第一義に考えなくてはならない。そのため音楽を断念した人も多くいた筈だ。その40年の間、メンバーの多くが新人に変わったとか、しかし、一人だけ40年のベテランが健在しているとか、何時までも頑張って欲しい。
枯葉
この時期、秋に最も相応しい曲、枯葉。原曲はシャンソンで、世界的に大ヒットした曲。多くのバンドが色々なアレンジで演奏している。短いイントロの後、トロンボーンsoliが綺麗なハーモニーでメロディーを歌う。続いてsax uniから高音のsoliで素晴らしいハーモニーを奏でる。短い曲をカバーするため、アドリブで、各セクションのソリストがスタンドプレーをする。ジャズの醍醐味は何と言ってもアドリブにある。
歌姫
圧倒的なブラス。華麗なハーモニーのリード。聴く人をハッピーにするリズム。しかし、バンドメンバーは、ピアノの女性以外、色気のない男の集まり(失礼)その中に咲いた一輪の赤い花。若く美しいボーカリスト。プロの歌手としても活躍しているとか。その歌唱力は流石に素晴らしい。何よりも素敵な笑顔が最高だ。